AT91SAM7S/Xマイコンボードシリーズ向けのブートローダVer.2.1を公開いたしました。改変内容は以下の通りです。
- AT91SAM7S/XシリーズのUSBによる仮想シリアルポートのポートオープン判定がアプリケーションによって異なる場合がある様なので、少し融通を利かせた。
- メモリサイズの都合からLOCKEビットを設定するコマンドをコメントアウト。
- 付属のバッチファイルでブートローダを再構築するには近日公開予定のGCC Developer Lite(全ターゲットの動作クロックを48MHzきっちりに共通化、スタートアップルーチンも共通化)を要求する。またWindows7 x64環境で使用されるケースが増えてきたので、その場合でも自動的にパスを認識するようにした。
- 同梱するWindows用のデバイスドライバはOSのバージョン及びx86/x64にかかわらず共通化。
各ターゲット毎にコンパイル済みのbinファイルを同梱するので、任意のターゲット名が含まれるbinファイルをSAM-BAやJTAGを介してフラッシュに書き込むことでアップデートが可能になっています。
LOCKEビットによりSAM-BAやJTAGが使用できない場合は、こちらの操作を行った後に書き換えを行ってください。