4: 2012-07-20 (金) 15:03:37 takaboo | 現: 2013-08-21 (水) 13:35:35 takaboo | ||
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#nocontents | #nocontents | ||
*概要 [#od287dd9] | *概要 [#od287dd9] | ||
- | UD3ライブラリは、[[ユニバーサルドライバ3>UD3]]シリーズで構成されたアプリケーションを効率的に運用するためのライブラリです。~ | + | UD3ライブラリは、[[ユニバーサルドライバ3>UD3]]および[[ユニバーサルドライバ3.5>UD3.5]]シリーズで構成されたアプリケーションを効率的に運用するためのライブラリです。~ |
GPIOに入力されたセンサの状態からそれに応じたDCモータの制御といったアプリケーションレベルにおいて最低限必要な機能を本ライブラリでカバーします。~ | GPIOに入力されたセンサの状態からそれに応じたDCモータの制御といったアプリケーションレベルにおいて最低限必要な機能を本ライブラリでカバーします。~ | ||
- | なお、本ライブラリはその外のライブラリ(SAM7S, SAM7S_TOPPERS等)を静的に使用していますので、ベンダーから提供されるGCC Developer Liteをインストールする際は、各コンポーネントを手動で選択することなくフルインストールした環境で使用して下さい。また、全てのソースもインストールと同時に展開されますので、必要に応じて参照できます。~ | + | なお、本ライブラリはその他のライブラリ(SAM7S, SAM7S_TOPPERS等)を静的に使用していますので、ベンダーから提供されるGCC Developer Liteをインストールする際は、各コンポーネントを手動で選択することなくフルインストールした環境で使用して下さい。また、全てのソースもインストールと同時に展開されますので、必要に応じて参照できます。~ |
本ライブラリで提供されるAPIのプロトタイプ宣言や特殊な構造体はud3.hに集約されています。このヘッダファイルに宣言が無いAPIは使用しないで下さい。 | 本ライブラリで提供されるAPIのプロトタイプ宣言や特殊な構造体はud3.hに集約されています。このヘッダファイルに宣言が無いAPIは使用しないで下さい。 | ||
Line 1175: | Line 1175: | ||
-使用例 | -使用例 | ||
include <ud3.h> | include <ud3.h> | ||
+ | |||
int main (void) { | int main (void) { | ||
// GPIO8,9をパルス幅計測モードに | // GPIO8,9をパルス幅計測モードに | ||
Line 1183: | Line 1183: | ||
UD3_SET_M1DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | UD3_SET_M1DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | ||
UD3_SET_M2DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | UD3_SET_M2DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | ||
+ | |||
UD3_ACTIVE_TASK (1); | UD3_ACTIVE_TASK (1); | ||
} | } | ||
+ | |||
UD3_TASK1 () { | UD3_TASK1 () { | ||
// プロポの調整 | // プロポの調整 | ||
Line 1235: | Line 1235: | ||
-使用例 | -使用例 | ||
include <ud3.h> | include <ud3.h> | ||
+ | |||
int main (void) { | int main (void) { | ||
// GPIO8,9をパルス幅計測モードに | // GPIO8,9をパルス幅計測モードに | ||
Line 1243: | Line 1243: | ||
UD3_SET_M1DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | UD3_SET_M1DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | ||
UD3_SET_M2DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | UD3_SET_M2DRIVEMODE (_UD_MOTOR_DRIVE); | ||
+ | |||
// モータ駆動許可 | // モータ駆動許可 | ||
UD3_SET_MOTORENABLE (true); | UD3_SET_MOTORENABLE (true); | ||
+ | |||
UD3_ACTIVE_TASK (1); | UD3_ACTIVE_TASK (1); | ||
} | } | ||
+ | |||
UD3_TASK1 () { | UD3_TASK1 () { | ||
// プロポの調整 | // プロポの調整 | ||
Line 1262: | Line 1262: | ||
BluetoothのモードがSIXAXISで、SIXAXISないしDUALSHOCK3がワイヤレス接続された時に取得出来る情報です。デジタルボタンの押力の取得及び振動モータの運転は出来ません。 | BluetoothのモードがSIXAXISで、SIXAXISないしDUALSHOCK3がワイヤレス接続された時に取得出来る情報です。デジタルボタンの押力の取得及び振動モータの運転は出来ません。 | ||
なお、予め[[UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS>#h5d1973e]]にてBluetoothにSIXAXIS通信機能を割り当てておく必要は特にありませんが、ブートローダでBluetoothをSIXAXISモードに設定した場合はそれ以外の機能への割り当てはできません。 | なお、予め[[UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS>#h5d1973e]]にてBluetoothにSIXAXIS通信機能を割り当てておく必要は特にありませんが、ブートローダでBluetoothをSIXAXISモードに設定した場合はそれ以外の機能への割り当てはできません。 | ||
+ | |||
+ | ※こちらのAPIはUD3.5では利用できません。 | ||
***UD3_GET_PSDIGITAL1 [#na9afa77] | ***UD3_GET_PSDIGITAL1 [#na9afa77] | ||
Line 1508: | Line 1510: | ||
false: 割り当て失敗 | false: 割り当て失敗 | ||
***UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS (new) [#h5d1973e] | ***UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS (new) [#h5d1973e] | ||
- | BluetoothをSIXAXISないしDUALSHOCK3との通信機能に割り当てる。以前のBluetoothへの割り当ては解除される。 | + | BluetoothをSIXAXISないしDUALSHOCK3との通信機能に割り当てる。以前のBluetoothへの割り当ては解除される。~ |
+ | なお、UD3.5では利用できない。 | ||
bool UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS (void); | bool UD3_ASSIGN_BT_TO_SIXAXIS (void); | ||
-パラメータ | -パラメータ | ||
Line 1515: | Line 1518: | ||
~true: 割り当て成功~ | ~true: 割り当て成功~ | ||
false: 割り当て失敗 | false: 割り当て失敗 | ||
+ | |||
***UD3_DEASSIGN_BT (new) [#da99d076] | ***UD3_DEASSIGN_BT (new) [#da99d076] | ||
以前のBluetoothへの割り当てを解除する。 | 以前のBluetoothへの割り当てを解除する。 |