1: 2019-04-02 (火) 16:49:42 takaboo | 現: 2021-02-16 (火) 09:01:57 takaboo | ||
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Line 485: | Line 485: | ||
****Goal PWM [#ye33d086] | ****Goal PWM [#ye33d086] | ||
PWMのデューティー比を指定します。~ | PWMのデューティー比を指定します。~ | ||
- | [[Operating Mode>#j5c7292f]]にPWM Modeが設定されている事はもとより、全てのModeにおける制御演算結果はPWMのデューティ比として算出されるため、必ず制御の最終段においてこの値以下にデューティー比が制限されモータへ印可されます。 | + | [[Operating Mode>#j5c7292f]]にPWM Modeが設定されている事はもとより、全てのModeにおける制御演算結果はPWMのデューティ比として算出されるため、必ず制御の最終段においてこの値以下にデューティー比が制限されモータへ印加されます。 |
Duty [%] = Value * 100 [%] / 2009 | Duty [%] = Value * 100 [%] / 2009 | ||
Line 595: | Line 595: | ||
具体的な例として、ホストから頻繁にアクセスしたいアイテムが複数あり、それらが離れたアドレスに配置されていた場合を考えます。通常はそれらアイテム全てをまたぐアドレス範囲のデータをまとめてアクセスするか、個々のアイテムに個別にアクセスするとった手段を執ります。これには本来無用なデータやアクセス回数が強いられるため、通信のトラフィックが上がる要因になるのと、ホスト側のプログラムの負担になります。~ | 具体的な例として、ホストから頻繁にアクセスしたいアイテムが複数あり、それらが離れたアドレスに配置されていた場合を考えます。通常はそれらアイテム全てをまたぐアドレス範囲のデータをまとめてアクセスするか、個々のアイテムに個別にアクセスするとった手段を執ります。これには本来無用なデータやアクセス回数が強いられるため、通信のトラフィックが上がる要因になるのと、ホスト側のプログラムの負担になります。~ | ||
ホストから書き込み対象としてPosition P Gain・Goal Velocity・Goal Position、読み出し対象としてPresent Position・Present Temperatureがあった場合、これらをIndirect Data領域に再配置するには以下の手順を踏みます。 | ホストから書き込み対象としてPosition P Gain・Goal Velocity・Goal Position、読み出し対象としてPresent Position・Present Temperatureがあった場合、これらをIndirect Data領域に再配置するには以下の手順を踏みます。 | ||
- | +Position P Gainのアドレス532~593をIndirect Address 1~2に書き込み | + | +Position P Gainのアドレス532~533をIndirect Address 1~2に書き込み |
- | +Goal Positionのアドレス564~567をIndirect Address 3~6に書き込み | + | +Goal Velocityのアドレス552~555をIndirect Address 3~6に書き込み |
- | +Goal Velocityのアドレス552~555をIndirect Address 7~10に書き込み | + | +Goal Positionのアドレス564~567をIndirect Address 7~10に書き込み |
+Present Positionのアドレス580~583をIndirect Address 11~14に書き込み | +Present Positionのアドレス580~583をIndirect Address 11~14に書き込み | ||
+Present Temperatureのアドレス594をIndirect Address 15に書き込み | +Present Temperatureのアドレス594をIndirect Address 15に書き込み | ||
- | 以後Indirect Data 1からの連続した624番地にアクセスする事は、再配置したアイテムへ個々に間接的にアクセスした事になります。 | + | 以後Indirect Data 1からの連続した634番地にアクセスする事は、再配置したアイテムへ個々に間接的にアクセスした事になります。 |
- | #ref(DX_Indirect.png) | + | #ref(DX_Indirect_p.png) |
なお、Indirect Addressがデフォルト値のままであれば、Indirect Data領域はユーザ任意のRAM領域として扱うことができます。 | なお、Indirect Addressがデフォルト値のままであれば、Indirect Data領域はユーザ任意のRAM領域として扱うことができます。 |