AX-12+は(AX-S1も)電源を含めた3本の線で動作させる・・・、というのはコネクタを見ればわかることですが、問題はマイコンとの接続ですね。
この図はAX-12+のマニュアルに載っている回路に追記したものです。2つのICを使って、マイコンの送信、受信端子を切り替えています。ちなみに、74HC125,126どちらもDIPパッケージなら100円しない位の価格らしいです。
切り替えに使うI/Oはどこでも良いといえばいいのですが、上の例ではPD5に接続しています。理由はベステクのATmega128用AXライブラリの接続がこの端子だったから。つまりこの接続なら用意されているAXライブラリ(実際にはDX/RXも共通)がそのまま使えるというわけです。楽チン楽チン。
前述の回路はこれで問題なく動作するのですが、ICを2種類使うのが玉にキズ。というわけで、1つのICで何とかならないかなと探したところ74HC241を使えば良さそうだ、というところで今回はここまで。