PROシリーズはMXシリーズやAXシリーズとは異なる通信プロトコル(V2.0)で運用され、従来(V1.0)との相互互換性は無い。また、XL-320もPROシリーズと同類だが、完全互換でもない。
V1.0 Status Packet
V2.0 Status Packet
PROシリーズは扱うアドレスやデータのサイズが大きくなっている都合、自ずとパケットの構成要素のサイズが大きい。
そういった面からV2.0ではチェックサムはCRCになり、最大通信速度が10Mbpsに上がっているので、ハード同様に多少なりとも堅牢で応答性の良い環境にはなっている。
それとは別に、V2.0の通信プロトコルにおいて今まで指摘されなかった事を良い事に、仕様と実態が異なる事をライブラリ内でクローズしていた。
実際にはステータスパケット中のErrorはV1.0と同じ挙動をしているが、
本来はそれとは異なるものとしている。
プロトコルの処理を独自に組み込んで使用する際は、現時点では「
とりあえず」ErrorはV1.0と同様に各要因がビットアサインされているものとして処理してもらう他ない。
最終的にどのように修正されるかは流動的だが、V2.0の仕様に合わせたファームウェアの改修で対処する方針の様なので、いずれ変更せざるを得ない事をお忘れ無きよう。
技術