ここ最近マイコンボードシリーズの終了ばかりで新しいものがないというご意見が。
実際には無いという訳ではなくて、お客様のご要望に合わせたカスタム製品が主になっており、GCC Developer Liteのターゲットにはあるにもかかわらず、実機が存在しないといったケースはそういったものに該当しています。
そういった都合もあり、汎用的に使用できる製品をご用意するところまでに至っていません。
ごめんなさい。
かといって終了品ばかりになってしまいますと次世代の潮流を創出できないといったこともありますので、いくつか準備中です。
- ATmega32マイコンボード
外部端子に旧来との互換性を持たせ、RS232Cコネクタを廃止。
代わりにUSBシリアルチップを装備、USBバスパワーで駆動可能。
ArduinoでよくやられるRTS/DTRによるリセット発行は、USBの活性時にこきたない挙動を示すのでCBUS経由。
- ATmega128マイコンボード
こちらも外部端子の互換性ありで、RS232Cコネクタを廃止。
USBポートを装備してバスパワー駆動サポート。
使用頻度の少ないと思われる外部SRAMはランドだけ残して未実装。
- SAM3S
AT91SAM7Sシリーズの後継としてcortex-M3を内蔵したSAM3Sを採用。
AT91SAM7Sシリーズとは ハード的に互換性がない小型新シリーズ。
今まで2列だった外部端子を、ブレッドボードなどで試しやすい1列に。
- STM32F3
coretex-M4Fを内蔵。こちらも小型でノリはSAM3Sと一緒。
出すか出さないかは私次第。
その他、
- ユニバーサルドライバ3.5
特に拡張性が向上するといったこともなく、基本的にソフト的・電気的に互換性あり。
取り付けサイズコンパチだが、レイアウトの大幅変更あり。
USBコネクタがminiタイプ。
耐性向上の都合からコストアップ。
- beaglebone USB cape
任意の外部電源の入力、USBハブ搭載で拡張性アップ。
専用のサーバアプリを使用して、アプリケーション間のデータを共有。
matlab/simulinkのコードをマジ簡単に組み込み可。
といったところです。
詳しくは今後のリリース情報をお待ちください。
技術部