既にイベントは終了しましたが、
ROBO-ONE ARCで使用したサーバアプリケーションにて実証実験をかねて標準化APIを使用してマルチプラットホーム化された環境を提供しました。
サーバがサポートしたターゲットは以下の4種類です。
- テクノロード Go Simulation!
- 近藤科学 KRSシリーズ(ICS3.0/3.5)
- 双葉電子 RSシリーズ
- ROBOTIS Dynamixelシリーズ
具体的には、各社様にてアクチュエータを3台使用した簡易的なアームロボットを構成し、各々の差異はサーバにて吸収する事でユーザアプリケーションからは各軸への角度指令・角度取得・負荷取得といった情報をアクチュエータの違いを意識せずに使用できるという環境を提供しました。
基本的なアクチュエータとホスト間の呼び出し規約をAPIとして共通化した事により、サーバ内のAPIを使用したコーディングはメーカの差異をあまり意識せずに移行する事が確認できました。
今回標準化の成果物として、各社向けAPIのバイナリ(dll)と簡単なサンプルコードを以下に公開いたします。詳細は同梱のpdfをご参照ください。
ROBO-ONE Standard API V1
なお、Dynamixel用のAPIも本標準化に伴い更新版が同梱されているため、
こちらのページのドキュメントおよびソースも修正いたしました。合わせてご活用ください。
技術部